大湯沼川天然足湯
おおゆぬまかわてんねんあしゆ




…圧倒的大自然の豪快足湯

北海道を代表する温泉地である登別温泉。9種類の泉質を有することから「温泉のデパート」とも称されています。
湧き出る湯が川になって流れ、その水の色が「白粉と紺青をかきたてる」が如く濃かったことから、アイヌ語でヌプル・ペツ(水色の濃い川)と呼ばれ、これが登別の名の由来になっているほどです。
川が温泉というだけでも野趣たっぷりですが、しかも川をまるごと足湯として開放しているのも登別ならでは。
温泉街から倶多楽湖(くったらこ)へ伸びる道道350号を進み、わき道に入れば大湯沼があります。周囲1km、深さ22mの沼ですが、水ではなく湯の沼。湯温は約40~50℃あり、この沼から湯が川になって流れ出ているのです。
大湯沼の駐車場に車を停めて、大湯沼川探勝歩道をてくてく15分ほどトレックしましょう。歩道の途中には大正地獄という間欠泉もあります。その名のとおり大正時代の小爆発で誕生した湯沼です。
少し進むと、もくもくと湯気が立つ小川に辿りつきます。この小川がまるごとぜーんぶ足湯!
公共交通機関を利用する場合は路線バス「足湯入口」バス停で下車。そこからだと歩いて6分くらいで足湯に到着できます。
靴を脱いでほどよい場所に陣取りましょう。流れによって湯温が上下しますので、適温の場を探りつつ、のんびりと森林浴を兼ねた足湯の湯浴みを堪能。足拭きタオルは持参してください。
天然の川ゆえに屋根や照明などはありません。夜間も利用できますが、懐中電灯必須です。
冬場でも足湯は利用できますが、大湯沼駐車場が閉鎖されるため、温泉街から雪深い道を歩いて行くしかありません。不慮の事故も考えられますので、注意が必要です。
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住所 | 北海道登別市登別温泉町無番地 |
TEL | 0143-84-3311(登別観光協会) |
営業 | 24時間 |
休み | なし |
料金 | 無料 |
P | 大湯沼駐車場を利用(乗用車500円、冬季閉鎖) |
交通 | JR室蘭本線登別駅から道南バス約25分 「足湯入口」バス停下車 徒歩約6分 |
特記 |
画像引用:一般社団法人登別観光協会(http://www.noboribetsu-spa.jp/?page_id=7617)