足湯に立ち寄ろう

よく温まる子宝の湯
示現寺足湯

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 示現寺足湯

じげんじあしゆ

福島県喜多方市
無料24時間かけながし

…温泉名どおり、しょっぱい熱めの湯

示現寺足湯

喜多方市の山形県境寄りの山あいにある熱塩温泉(あつしおおんせん)。かつて昭和59年(1984年)までは喜多方から鉄路もありましたが(旧国鉄日中線)、今ではバスも廃止され、公共交通機関は事前予約して利用するデマンドタクシーのみ。

そんな田舎の静かな温泉地ですが、歴史は古く、康暦2年(1380年)の南北朝時代に発見されました。温泉の発見者は源翁心昭(げんのうしんしょう)という僧侶で、もともと平安時代に空海が創建した慈眼寺という寺が荒廃していたのを、源翁心昭が示現寺(じげんじ)として再建したとされています。

示現寺は奥州各地に三十七ケ寺の末寺を有する名刹で、正面の総門は会津の近世寺院建築物の遺構として貴重なものです。また室町時代に作られた、経典などを収納して背負う箱である椿彫木彩漆笈(つばきちょうもくさいしつおい)は国の重要文化財に指定されています。

そして示現寺は熱塩温泉の湯元になっており、源泉は70度と熱く、塩分が強いことがそのまま温泉名となった、これぞまさに名は体を表す命名。
土用丑の日の丑の刻には、地中で大蛇の霊が騒ぎ出して水色が濁るという言い伝えがあり、この濁り湯に特別な効能があるとしてかつてはこの時間に合わせて多くの客がこぞって来たそうです。

門前の元湯小屋には足湯があり、誰でもいつでも利用可能。かなり熱めの湯なので、思わず「熱い!」と足を浸すのを躊躇してしまいそうですが、しばし我慢して湯に浸かれば、歩き疲れた足もふわっと軽くなることうけあい。

  DATA
 住所 福島県喜多方市熱塩加納町熱塩温泉
 TEL 0241-36-3138 (熱塩温泉旅館協同組合)
 営業 春季~秋季 24時間、
冬季 日中
 休み なし
 料金 無料
   P
 交通 JR磐越西線喜多方駅から車で約15分
 特記  

画像引用:うつくしま観光プロモーション推進機構様(http://www.tif.ne.jp/houjin/photo/index.html)

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