有馬本温泉 金の湯 太閤の足湯
ありまほんおんせん きんのゆ たいこうのあしゆ





…観光客で賑わう金泉の足湯

神戸の奥座敷・有馬温泉。
第34代・舒明天皇(じょめいてんのう)が逗留したと日本書紀に記されているほど、古い歴史を誇る名湯です。
観光客が行き交う湯本坂の入口に建つ「有馬本温泉 金の湯」は有馬のシンボル。有馬温泉の人気を支える濃い赤褐色の濁り湯「金泉」を思う存分堪能できる日帰り入浴施設です。
「金泉」の湧出時の湯は無色透明。しかしすぐに赤褐色に変化し、金気臭を伴った個性ある湯になります。源泉は高温なため、加水して湯舟に注がれています。それでも「金の湯」の湯温は、「あつ湯」が44℃で「ぬる湯」が42℃と、高めですね。
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩などに効能ありで、高張性のため長湯すると湯あたりすることも。
「金の湯」はいつも大体混み合っているので、芋の子を洗う湯浴みはまっぴらだということならば、敷地内に隣接する足湯はいかがでしょう。
こちらも人は多いですが、一度に16人利用できます。混んでるときは、譲り合いの精神で。足拭きタオルは持参しましょう。ただし湯色でタオルが染まるので注意してください。
また足湯のそばには「太閤の飲泉場」があり、慢性消化器病や慢性便秘に効能ありの湯を飲むことができます。飲泉後は茶やコーヒーといったタンニンを含む飲料を摂取しないようにしましょう。お歯黒のように口内や歯が黒くなってしまいます。
ちなみに足湯は「金の湯」の敷地内ですが、使用している泉源が異なります。「金の湯」は天神泉源と有明泉源を混合した湯を、足湯と飲泉場は太閤泉源の湯を使用しているのです。
太閤泉源は大昔から使われていた泉源ですが、昭和41年(1966年)に一旦枯れてしまい、平成7年(1995年)の阪神・淡路大震災をきっかけに再び湧きだしたという経緯もあったりします。
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住所 | 兵庫県神戸市北区有馬町833 |
TEL | 078-904-0680 |
営業 | 足湯:8時~22時、 内風呂:8時~20時半受付 |
休み | 第2火曜、第4火曜(祝日の場合営業、翌日休業)、1/1 |
料金 | 足湯:無料 内風呂:大人650円、小学生340円、未就学児無料 |
P | なし |
交通 | 神戸電鉄有馬線有馬温泉駅 徒歩6分 |
特記 |