万博公園 森の足湯
ばんぱくこうえん もりのあしゆ
大阪府吹田市





…森の間伐材で沸かした湯

昭和45年(1970年)に大々的に開催された日本万国博覧会。今もシンボルとして聳える太陽の塔から西へ約400m、全く当時の面影はありませんがアポロ8号が月から持ち帰った「月の石」が話題になったアメリカ館やガスパビリオン跡地のあたりに「森の足湯」があります。
なぜこんなところに足湯が?と思ってしまいますが、実はこの足湯、万博記念公園内の間伐木を薪にしてボイラーで燃焼し、地下水を加熱しているのです。
これは間伐材を燃料に使うことで、化石燃料の使用を減らすエネルギーシステムの実証実験としてスタートしたもの。
春と秋に無料で開放していて、宮大工の技法を取り入れた内湯の小屋と、待合室、そして外湯があります。
内湯は縦長の細い湯舟で6人が利用できる「欅の湯」、外湯は円形で10人ほどが使える「華の湯」。入湯記念にもなるオリジナルタオルを100円で販売しているので、手ぶらで行っても問題なしです。
足湯自体は無料ですが、万博公園の自然文化園エリア内なので、入場料が別途かかります。今や人工とは思えないレベルとなった千里の森を散策して自然に親しんだあと、足湯でのんびりというのがオススメのコースです。
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住所 | 大阪府吹田市千里万博公園10-15 |
TEL | 06-4862-6314(特定非営利活動法人里山倶楽部) |
営業 | 欅の湯:10時~15時50分受付、 華の湯:12時~15時50分受付 |
休み | 欅の湯:水曜、6月中旬~9月、12月~2月中旬、 華の湯:平日、6月中旬~9月、12月~2月中旬 |
料金 | 足湯:無料 自然文化園入園料:大人250円、小中学生70円、未就学児無料 |
P | 有料 |
交通 | 大阪モノレール万博記念公園駅 徒歩3分 |
特記 | ※春と秋のみオープン |
画像引用:特定非営利活動法人里山倶楽部