日本三大美人の湯のひとつ
道の駅湯の川

出雲空港から最も近い温泉地「湯の川温泉」。北海道・函館にも同名の温泉がありますが、こちらの最大の特長は日本三大美人の湯のひとつであること。あとふたつは和歌山県の龍神温泉、群馬県の川中温泉です。
湯の川の名は、出雲国主・尼子氏の祈願所として、八十坊を擁した大寺院であった出雲市の永徳寺の僧・昆山が詠んだ漢詩から命名されたもの。

温泉宿や日帰り温泉施設は、JR山陰本線の荘原駅の南側に集まっています。山陰本線の北側、線路と並行して東西に伸びる国道9号沿いには、道の駅湯の川があり、こちらはドライバーたちでいつも賑やか。

「道の駅湯の川」の特長は、花ハウスとショウガ。
一年を通して四季の花に出会える花ハウスは、いつでも満開の花が勢ぞろいしています。特に冬の花として有名なシクラメンは出雲市斐川町の特産品なのです。
ショウガもまたこちらの特産であり、「出西しょうが」を使った「出西しょうがカレー」や「出西しょうがシャーベット」など個性的なメニューを賞味できます。

そして気になる足湯は、駐車場の脇に鎮座。5人ほどが利用できる長さの湯舟には、地下1,200mから汲み上げた源泉をそのままかけ流してあります。それゆえ湯はかなりの高温。熱い！と思う気持ちをぐっと抑えてしばらく足を浸していれば、だんだん慣れて来て疲れもすっきりとれるはずです。足拭きタオルは各自で用意しておきましょう。