ゲゲゲの鬼太郎も浸かりに来る!?
妖怪たちの足湯

ゲゲゲの鬼太郎でおなじみの漫画家・水木しげる氏の生誕地である境港は、妖怪のメッカの座を欲しいままにする、いわば妖怪の町。
JR境線の終着駅である境港駅前から伸びる街のメインストリートは「水木しげるロード」と呼ばれ、水木しげる記念館をはじめとして、妖怪神社や妖怪ポスト、妖怪版トレビの泉である河童の泉などなど、どこもかしこも妖怪だらけの妖怪づくしです。

特に妖怪に詳しくなくとも、ただふらりと歩くだけでも楽しめる通り沿いには、妖怪ブロンズ像が点在しています。鬼太郎やねずみ男はもちろん、初めて名を目にする妖怪までずらりとその数なんと150体以上。

平成5年（1993年）に23体のブロンズ像を設置したことで始まった「水木しげるロード」は、ただ像の数を増やしただけでなく、さらに親しみやすく観光できるよう全面リニューアル工事を実施しています。
リニューアルは平成30年（2018年）7月に完了予定。ロードを「水木マンガの世界」「森にすむ妖怪たち」「神仏・吉凶を司る妖怪たち」「身近なところにひそむ妖怪たち」「家に棲む妖怪たち」の5つのゾーンに分けた上で、車道を減らして歩道を広げ、散策しやすくなる予定です。

たっぷり歩いて妖怪たちの世界を堪能したら、駅前まで戻りましょう。駅ロータリー東側に建つホテル「御宿野乃」の敷地内に足湯があります。その名も「妖怪たちの足湯」。境港らしいネーミングですよね。小屋がけした湯舟が設置してあります。
湯舟は長方形で一度に5人程度が利用可能。宿泊者でなくても気軽に利用できますが、足拭きタオルは持参してください。

足湯だけじゃ満足できないなら、「御宿野乃」の大浴場で立ち寄り入浴を。こちらの半露天風呂は境港の街を展望しながらの湯浴みを愉しめるのがウリです。サウナも完備していますよ。