玉造温泉 川辺の足湯
たまつくりおんせん かわべのあしゆ
島根県松江市




…川沿いをそぞろ歩いて足湯に浸かろ

今から1,300年前には既に名湯の名を欲しいままにしていた玉造温泉。
天平5年(733年)に編纂された出雲国風土記には、川辺に湧いている温泉が人々で賑わうなどの記述があり、一度入浴すれば肌が若返り、二度浸かれば万病を治癒するとまで書かれています。肌が若返るというのは、いわゆる美人の湯の泉質だから。正確には「ナトリウム-カルシウム-硫酸塩塩化物泉」。
化粧品にも使われる潤い成分のメタケイ酸が温泉1kgあたり116mg含まれていますので、効能バッチリなのです。
そんなお湯を贅沢に源泉かけ流しで堪能できるのが、玉湯川岸にある足湯です。「川辺の足湯」は2箇所。日帰り温泉施設「玉造温泉ゆ~ゆ」の前と、大きな勾玉が欄干にどーんと配置された「まがたま橋」のそばにあります。
それぞれ70度の源泉が引かれていて、湯舟ではちょっと熱めの湯温になっています。せせらぎをすぐ目の前に、のんびりと足を浸せば、じわじわと全身が温まってぽかぽかに。足拭きタオルは持参しましょう。足湯は24時間利用できますが、深夜帯は懐中電灯要です。
屋根はないので、雨天時は下流側にある姫神広場の足湯を利用してください。また玉湯川増水時は水没してしまうこともあります。
ちなみにまがたま橋から上流側の川の中に、小さな島(?)があります。小島は勾玉の形をしていて、島の中央に青メノウの原石が埋め込まれています。この原石は「しあわせ青めのう」と呼ばれていて、手で擦ると幸運が訪れるのだとか。
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住所 | 島根県松江市玉湯町玉造温泉 |
TEL | 0852-62-3300(松江観光協会玉造温泉支部) |
営業 | 24時間 |
休み | なし |
料金 | 無料 |
P | 玉造温泉ゆ~ゆ駐車場を利用 |
交通 | JR山陰本線玉造温泉駅 徒歩約25分 |
特記 |
画像引用:一般社団法人松江観光協会様(http://www.kankou-matsue.jp/matsue_photo/)