列車を眺めながらゆったり
城ヶ崎海岸 ぽっぽの湯

大室山の麓から城ヶ崎海岸までひろがる伊豆高原。伊豆急行が開発したリゾート地で、別荘やペンション、ホテル、美術館などが木立の合間に建ち並んでいます。

高原の東側には221本ものカナダ杉を使用したログハウスの瀟洒な駅舎が誇らしい「城ヶ崎海岸駅」があり、プラットホーム端には露天の足湯が。
湯は5本の源泉をブレンドし、温度を下げてかけ流しています。屋根はありませんので雨天時には使用できませんが、晴れた日に間際を通る電車を眺めながらの足湯はなかなか爽快。

駅構内にありますが、駅員に足湯利用の旨を伝えれば入場無料で利用できるのも嬉しいですよね。足ふきタオルは持参しましょう。

駅から桜並木を抜けて30分ほど東へ歩けば、城ヶ島海岸の荒波が打ち寄せる雄大な光景。伊東八景のひとつで、4,000年前に噴火した大室山の溶岩が海に流れ出したのち浸食され絶景を創っています。
門脇灯台を中心に全長9kmのハイキングコースがありますが、とりわけ訪ねたいのは門脇崎の「海の吊り橋」です。
海に架かる歩行者専用吊り橋は長さ48ｍ、高さ23ｍ。大海原を眺めながら同時にドキドキのスリルも味わえますよ。